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【活動報告】3/25 世界気候デモ@仙台 ~金儲けのために途上国を犠牲にするな~

3/25は世界気候アクションでした。この日、世界中の若者が学校をストライキして気候危機に対するアクションを起こしました。FFF仙台のアクションを報告します!

アクションの理由やマタバリ石炭火力発電所については一つ前のブログをご覧ください。






マタバリ石炭火力発電所事業を進めているのは、住友商事とJICAです。仙台市には、住友商事東北株式会社とJICA東北のオフィスがあります。「東北」と付いていて、本社でないとはいえ、何もしないということは、同事業体がしている加害行為を見過ごすということです。私たちは、彼らに対し、同じJICA、住友商事としてどのような対応をするのか、ちゃんと事業を進めることに対する反対の意を本部に示せと追求しました。




(写真)Fridays For Future Japan マイノリティから考える気候正義プロジェクトで集めていた、バングラデシュのマタバリ石炭火力発電所からの撤退を求める署名をJICA東北に提出しました。

※署名についてはこちらをご覧ください。引き続き集めています。



JICA東北では、ひとりの職員が申し入れに応じました。

私たちは昨年10月にも申し入れに来ており、バングラデシュ・マタバリで起こっている実態については伝えています。

責任を問い、どう考えるか聞いても、「良いとか悪いとか、止めるとか止めないとかそういうことではない」「コメントする立場にない」「担当していないので」と繰り返すばかりでした。最終的に、「結果的に、何もしないということで良いですか?」との問いかけに「はい」と答えました。



住友商事東北株式会社の担当者は、私たちから要請書や署名を受け取り、本社に届けているので、責務は果たしていると主張していました。「何もしてないわけではない」とのことで、問題のある事業であることは認識しているのだろうと考えます。




抗議に行き、JICA東北、住友商事東北の職員との対話を通じて改めて感じたのは、ここの議論だけで問題が解決できるわけがないということです。建物の中で議論する人だけではなく、日本中、世界中で建物の外でこの事業に対して抗議する人が増えることが、彼らに事業をやめさせるうえで重要だと思いました。今の状態では彼らに「話せることはない」「コメントできない」と閉ざされてしまうからです。国内外で、事業に反対する勢力を大きくし、圧力をかけていきます。


デモ行進もしました。




当日は、バングラデシュ各地でもアクションがあり、私たちと同じ世代の若者が、マタバリや、環境を破壊する事業への融資、気候変動対策の不足などに声を上げました。

住友商事やJICAはこれまでも今も現地での反対の声を無視して事業を進めています。現地の人々には力がないわけでも声を上げていないわけでもなく、無視されているのです。 日本にいる私たちこそ、彼らと連帯して一緒に闘うべきなのではないでしょうか。


日本企業によるグローバルな環境破壊に対し、国境を超えて闘わなければ気候変動は止められません。

今後も世界と連帯しながら、運動を進めていきます。



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