この度私たちFFF仙台は、東北文化学園大学の馬内ゼミより講師依頼を受けました。この場をお借りして、FFF仙台メンバーに密着取材した長編ドキュメンタリー「みちのく電記」の上映会を開催します。
この「みちのく電記」は、原発事故被災経験のある福島県出身のFFF仙台メンバーが、国内外で環境問題の不公正に立ち向かい、学び、成長していく姿を描くドキュメンタリー作品(本邦初公開)です。
ゼミの受講生だけでなく、環境問題・気候危機に関心のある方に広く見てもらいたい内容となっていますので、特別に外部から上映会への参加を認めていただきました。
日時:12月5日(木) 16:50~18:30
集合:16:45 東北文化学園大学正門前(会場の教室までFFFメンバーが案内します)
会場:東北文化学園大学 教室1257
対象:気候危機や環境問題、FFFの活動に関心のある方
定員:30名
参加費:無料
注意事項:大学の講義の場をお借りしているので、質疑応答等では学生を優先します。
<ドキュメンタリー「みちのく電記」概要>
このドキュメンタリーは、福島県出身の学生の環境活動の軌跡を辿りながら、日本の地方と世界のグローバルサウスの観点から「climate justice」、気候の公平性の本質を探る。2011年の福島の原発事故後、宮城県には石炭、バイオマス、メガソーラーの発電所が続々と建設されている。仙台を拠点にする彼と現地を訪れ、専門家や住民との対話を通じて、気候変動への悪影響や地域コミュニティが被る問題について理解を深める。また、彼の原発事故被災の実体験に加えて、気候変動対策の国連の会議COP27でのグローバルサウスの活動家たちとの連携から、仙台でのエネルギー貧困対策まで、多岐に渡って取り組んできた彼の思い、学び、成長を描く。
<クレジット>
製作協力:国際環境NGOマイティ・アース
監督・撮影・編集・製作:岩崎祐
映像作家。ドキュメンタリーなどを監督し、東京で暮らすエチオピア人難民申請者の奮闘を記録した『かぞくの証明』(19)がドイツのニッポン・コネクションに選出、東京ドキュメンタリー映画祭短編部門観客賞を受賞、NHKワールドで放映。旧ユーゴ出身の無国籍者を追った『彷徨』(21)が札幌国際短編映画祭でジャパン・プレミア・アワードを受賞、U-NEXTで配信。佐渡島北端の集落を記録した『北鵜島』(24)が東京ドキュメンタリー映画祭に選出。東京生まれ。メリーランド大学カレッジパーク校英文学科卒。
【本上映会の主催】FridaysForFutureSendai、東北文化学園大学馬内ゼミ
【協力】一粒舎
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