FridaysForFuture(未来のための金曜日)は、2018年8月に当時15歳のグレタ・トゥーンベリが、気候変動に対する行動の欠如に抗議するために、一人でスウェーデンの国会前に座り込みをしたことをきっかけに始まった運動です。気候変動問題や、環境破壊、人権侵害に立ち向かう環境NGOです。世界7500以上の都市で1400万人以上の若者が様々な活動をしています。
仙台では、2019年9月にFridays For Future Sendaiが発足し、学生や若い社会人が中心に活動をしています。
普段の活動
日本は「環境先進国」といったイメージがあるかもしれませんが、決してそうではありません。深刻な環境破壊ほど不可視化され、特に国境を超えた環境破壊は全く実態が明らかになっていないこともあります。私たちはそういった環境破壊や気候変動に関する不公正を明らかにするジャーナリズムに取り組んでいます。具体的には以下の点です。
①日本企業による海外での環境破壊、人権侵害の聞き取り調査、発信
→バングラデシュ、タンザニア、ウガンダなどでの環境破壊の調査、分析、発信をしてきました。
②日本国内の環境破壊の聞き取り調査、発信
→石炭火力発電、バイオマス発電、メガソーラーによる環境破壊の調査、分析、発信をしてきました。
③エネルギー貧困の実態の聞き取り調査、政策提言
→仙台を中心に、貧困支援団体と連携して取り組み、生活困窮者がエネルギー価格の高騰によりどのような影響を受けるのかを調査してきました。また、電力会社の経営資料を読み解き、不公正な点を告発しています。また、そういった調査・分析をもとに、自治体に政策提言を行なっています。
活動紹介
★日本企業・政府による環境破壊の輸出に仙台から抗議
例)バングラディシュ・マタバリでの石炭火力発電所建設事業は、現地住民の生活と自然環境を破壊し、土地の確保のために2万人が職を失いました。日本政府と住友商事は「国際貢献」と称して、この事業を進めています。私達はFFFバングラディシュのメンバーと協力して、事業に対して抗議してきました。
★2022年には、Fridays For Future Japanを代表して、仙台の2名がエジプトで開催された国際会議COP27に参加し、現地の活動家と交流やアクションを行いました。
★エネルギー価格高騰への取り組み
エネルギー問題の構造や実態を調査・告発する活動をしています。
「電気代が上がるのに、電力会社の利益が過去最高なのはおかしい」
「原発が再稼働してしまうけれど事故が不安」
「気候変動対策が必要なのに全然進まないのはなぜ?」
素朴なそういった疑問について、実は明らかになっていない情報が多くあります。私たちは企業が公開している資料などから分析を進めています。
★分析会・学習会
環境破壊や気候変動、それに伴う人権侵害などについて実態を学び、どうすれば止められるのか議論し、分析しています。
メンバーを募集中!
Fridays For Future Sendaiでは、気候危機、環境破壊、エネルギー貧困などの問題に取り組むメンバーを募集しています!
活動に関心のある方はFFFSendaiの公式ラインにご連絡ください!
FFF仙台のアクションの紹介やイベントの広報もさせていただきます。
関心のある方はぜひ友だち登録をお願いします!
@378jcya
メール fffsendai@gmail.com へのお問い合わせも可能です。
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