Fridays For Future Sendaiは10月に活動説明会の開催を予定しています!
実際に活動しているメンバーが活動内容を説明いたします!
Fridays For Futureの活動について詳しく知りたい方、活動に参加してみたい方はぜひご参加ください!
・10月15日(日)14:00~17:00
場所:仙台市市民活動サポートセンター、研修室5
対象者:高校生、大学生、大学院生、社会人などの若者
申し込みフォーム↓
私たちは環境問題やエネルギー問題について、問題の構造や実態を調査・告発する活動をしています。
「電気代が上がるのに、電力会社の利益が過去最高なのはおかしい」
「原発が再稼働してしまうけれど事故が不安」
「気候変動対策が必要なのに全然進まないのはなぜ?」
と考えたことはありませんか。
私たちと一緒に、不可視化されている社会の理不尽を明らかにしていきましょう。
●エネルギー貧困は命を奪う
物価高騰、エネルギー価格高騰の影響により全国的に電気・ガスを生活に必要なだけ使用することができないような「エネルギー貧困」が拡大しています。記録的な猛暑を観測したこの夏は、電気を止められたことでエアコンをつけられず、熱中症で命を落とした人が多数存在したと推測されます。今後気温が下がっていくなかで凍死のリスクも増大していきます。エネルギー貧困は気候危機の影響でますます命の問題になっているのです。
*フードバンク仙台のもとに集まるライフラインの滞納・停止の相談については、こちらの署名サイトを参照 https://www.change.org/sendai_free_lifeline
●火力発電、原子力発電は本当に必要なのか
東北電力は電力の安定供給、経済効率性、環境適合のためには火力・水力・再生可能エネルギー・原子力をバランスよく組み合わせた電力供給を実現することが重要だとしています。これは経済産業省が作成しているエネルギー基本計画の内容に沿ったものです。しかし、これは本当なのでしょうか。
国連気候変動に関する政府間パネル(IIPCC)は2023年3月に第6次統合報告書を公表し、いまのペースで温室効果ガスを排出し続ければ、「1.5度目標」の排出限度に2030年までに達するとしました。
このような状況で、化石燃料を燃焼させる火力発電を進めることは破滅への道を突き進むことです。
「3.11」原子力発電事故の収束は遅々として進まず、世界では気温上昇の影響で原発に必要な水の温度が上がり、原発を停止せざるを得ないなど稼働が阻害されています。被曝労働などの稼働させることによって発生する人権侵害も見逃せません。そのうえ指摘されているのが、原発はそもそも安くないということです。
出典:原子力市民委員会「今こそ知りたいエネルギー・温暖化政策Q&A (2023年版)」p14(ジスラー作)
●最高益を上げ、約75億円の株主配当をする東北電力
電力会社がこれらの問題を無視して、電力会社が火力発電、原子力発電を利用し続けて利益を上げることは正当なことでしょうか。これら様々な問題を発生させながらも、至上最高益を上げ、約75億円の株主配当を行う予定です。
●問題の調査・分析・告発
「電力の安定供給」のために気候変動を加速させ、原発を再稼働し、株主配当をする。電気料金の値上げで多くの人の生活が苦しくなる。これは当たり前のことなのでしょうか。
私たちは当たり前だとみなされているこれらの問題の実態・背景を調査し、告発していきます。具体的には以下の2つの調査を進めていきます。
①エネルギー貧困の実態調査…フードバンク仙台の利用者などに聞き取り調査に協力していただき、生活の実態を調査します。
②電力会社の経営やエネルギー計画についての調査…公開されている統計や経営資料、シンクタンクのレポートなどをもとに東北電力などの電力会社の経営や今後のエネルギー計画を分析します。
一緒に不可視化されている社会の実態や構造を告発していきましょう。
これらの取り組みに協力してくれるメンバーを募集しています。
◆Fridays For Futureとは
近年猛威を振るう気候変動問題や、環境破壊、それに伴う人権侵害に取り組む世界規模のNGOです。世界7500以上の都市で若者を中心に活動しています。仙台では宮城県内の高校生や大学生、若い社会人が中心に活動をしています。
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