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【📢2月22日✊】アフリカでの環境破壊を招く事業への世界一斉抗議開催!「STOP EACOP!」

更新日:2023年2月19日

 2月22日、化石燃料事業「EACOP(東アフリカ原油パイプライン)」を支援する銀行に対する市民アクションが、世界4大陸10カ国以上で一斉に実施されます。当日は仙台でもアクションを開催します!






​アクション詳細

12:30 肴町公園(〒980-0803 宮城県仙台市青葉区国分町1丁目2−5)に集合 12:40 三井住友銀行 仙台支店前(〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央2丁目2−6)に移動し、抗議(バナーを持ちスタンディング、有志によるスピーチ) 13:10 抗議終了


以下からお申し込みをお願いします。

https://forms.gle/zHw4sE4qZtMgdFtPA

 EACOP (東アフリカ原油パイプライン)とは、フランスの石油メジャー・トタル社による、ウガンダとタンザニアを1443kmで結ぶ、世界最長になる予定の原油を運ぶパイプライン(輸送管)です。


 すでに気候変動が生活や命に影響しているアフリカで、これ以上の環境破壊や気候危機を引き起こすことは許されません。EACOPには以下のような問題点があります。


​・気候危機を招くCO2の大量排出  

→EACOPが建設されて稼働すると、年間最大3430万トンのCO2排出が予測されています。これは現在のウガンダの年間排出量の7倍に相当する。


・建設予定地周辺の住民が、仕事や住む場所を奪われている  

→ティレンガ油田、キングフィッシャー油田およびEACOPは、ウガンダとタンザニアの約12万人の土地に直接影響を与えると予測される(※1)。当事業ではすでに数千世帯が強制的に住む場所を移転させられており、今後さらに数万世帯の立ち退きが予想される。

・数百万人が生活のために利用するビクトリア湖流域の水資源を脅かしている  

→パイプラインの約3分の1の部分は地震の多いリフトバレーとアフリカ最大の淡水湖であるビクトリア湖の流域を横断するため、油漏れ、流出によって4000万人以上の水源が危険にさらされると予測される。


・自然保護区の破壊  

→パイプラインは多数の自然区域を含む、2か所の「生態学的または生物学的に重要な地域(EBSA)」が危険にさらされると予測される。


・現地で反対の声を上げた学生たちが逮捕されている  

→ティレンガ油田、キングフィッシャー油田およびEACOPの影響を受けるコミュニティと共に活動する、環境・人権擁護者たちへの脅迫、襲撃、恣意的な逮捕、拘束の証拠が相次いでいる。


 世界ではこれまでに24の銀行が自然環境や地域社会に与える悪影響を懸念してEACOPからの撤退を表明しています。

 しかし、 三井住友銀行 (SMBC)は、EACOP・トタル社の財務アドバイザーのひとつで、30億ドルのプロジェクトファイナンスの共同幹事行も務めており、EACOPに大きく関与しています。


 トタル社は、今年3月までにEACOP事業を進めるために必要な資金を調達することをめざしていますが、その目処は立っていません。このため、トタル社は、財務アドバイザーを務める三井住友銀行からの資金支援を必要としています。


 この世界一斉アクションを通じて、三井住友銀行に「EACOPには資金提供しない」との約束を求めます。日本では、2月22日昼、東京、仙台、名古屋、福岡でアクションが行われます。海外では、ロンドン、パリ、ニューヨーク、ヨハネスブルグ、フランクフルト、ブリュッセル、ゴマ、ケープタウン、アムステルダムなどでの実施が予定されています。


ぜひ、アクションにご参加ください!


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